結論
GUIDで取得する。
※以下タイトルでどうしても取得したい場合の話
既定の言語を設定し(例えば英語)、別言語(日本語ユーザー)が編集を加えた場合、翻訳語ファイルが変更される。
そのためタイトルを変更してもAPIで使用するTitle名は変更されたことにならず、変更後のタイトルで値は取得できない。
ただし、GUIDでリストを取得した場合のTitle Fieldは翻訳済みの言語で表示されるので罠に見える。(PowerAppsでは翻訳済み項目名でリストが取れているので今後変わるのかも)
SharePointOnlineとAPI
SharePoint自体はRESTAPIが存在しており気軽にListのアイテムやRoleを操作できるようになっている。
一部のサイトでRESTAPIやPowerShellのList.getByTitle関数が動作しないことがあった。(正確にはタイトルを変更しても、変更後のタイトル名がGetByTitleで取得できない)
ただ、GUIDで値を取得すると、Title名Fieldは変更後のタイトルになっている。
言語設定からタイトル変更まで
既定の言語確認
サイト設定を見ると、翻訳の言語内で既定の言語が記載されている。
そちらが英語となっていた。
サイトの詳細
既定の言語が英語になっている。
マニュアルに従い言語を英語に変更する。
しばらく待つと、日本語表示から英語表示のSPOサイトが確認できる
英語版のリストタイトルと項目名を設定
GetByTitleで設定したリスト名が取得できる
英語ユーザーでリストタイトルを変更してみる
変更後のリスト名が取得できる
既定の言語以外のユーザーの挙動
日本語ユーザーのリスト名が英語版と違うと・・・?
GUIDで取得すると翻訳済みリスト名が取得できる(ヽ''ω`)
日本語ユーザーの該当タイトルでは取得不能
まとめ
多言語環境でリストを取得するときはGUIDで取得する。
どうしてもタイトルで取得したい場合には、既定の言語を確認して取得。