BASEに出店する利点とは

2018年08月24日 00時08分

BASEは手軽にオープンできるインターネットショッピングサイトです。

とはいうものの、インターネットショッピングといえば、Amazon、楽天、Yahoo 大手サービスがあり、どちらかといえば上記3つで事足りてしまうのが素直なところである。

こうした大手 EC サイトに出店する形式は、モール型と呼ばれるもので、大手のサイトへのアクセス、そこからキーワード検索をするため、「需要があり、価格が安ければ売れやすい」というのがメリットである。

一方で、出店させてもらっている訳なので、手数料、使用料、表現方法は出店先が決めているのである。

3つのモールの中で一番出品が手軽にできるのは、amazon マーケットプレイスである。利用できるカテゴリによっては申請が必要だが、出品されているものであれば、出品者登録をして商品の状態や発送日時を登録するだけで完了する。

目次

こうした中で、BASEを選ぶのはプラグインによるサポートがあるというのが一番大きな理由だろう。大手モールは大規模なインフラと安定感はあるが、自由が効きにくいのが現状である。

1.独自ドメインの設定

検索エンジンはアクセス数やキーワード検索の量を見ながら、「どのサイトを検索結果の上に置くか」を検討している。大手モールに出店することで、モールの商品ページばかりが表示され、モールの商品ページが検索結果の上位に、自社サイトが下位にくることがある。(最近は減ってきているが)

そのため、

いつまでたっても自社の知名度が上がらない。

モールに出店料を払い続けるのがしんどい。

といったことになる。

そのため、独自性の強い商品を販売する場合、自社のドメインで出店・販売ができるサービスを利用する方が望ましい。自社サイトのドメインで出店ができれば、ドメイン自体が評価されるので、もちろん自社サイトは優先的に表示される。

大手モールの集客力は利用できないが、「探してでも欲しい」商品を提供できる場合は、先を見越して独自ドメインが利用できるサービスを利用することが望ましい。

2.Bootstrap 対応

個人的な好みではあるが、Bootstrap に対応しているのがいいなぁと思う。

Bootstrap は、

レスポンシブ対応、モバイルファースト、世界でとても有名なフロントエンド-コンポーネントライブラリー (意訳)

Bootstrap top

ということだけれども、Bootstrap のいいところは、望んだレイアウトについて HTML タグ内に記述をしていけば、ざっくり実装できるという点。自分でデザインを作ってみたいという方にはピッタリだし、いいデザインに。

テンプレート例

Coming Soon

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もちろん、scss 対応を読み込んでカスタマイズからも可。

ちなみに、最初のテンプレートはこだわりを活かせないと思うので、デザイナーさんが作ったものを有料で買うか、ご相談ください。

3.無料のプラグイン(Apps)が複数ある

プラグイン(BASE では Apps)については、有料のもの、無料のものがある。

自社サイトでしっかり開発する方が本格的なものができますが、それは売り上げが立ってからの話だと思います。

今後はソーシャル受け、海外販売も見据えてやっていく時代になってきているので、ライブ対応、Instagram 対応、外貨対応が行えるのはいい。特にファッション系では、ライブ販売はまさに流行真っただ中なので、取り入れているのは強い。

他にもいいなと思った無料プラグインとしては、

  • CSV 操作(発送、出力)
  • 定期便
  • クーポン発行
  • QR コード決済
  • 簡単発送(ヤマト運輸提携)

があります。

最初のショップ運営は BASE で

BASE は、ほかの大手モールに比べると検索流入は少ないかもしれませんが、自由度が大きいというのが利点です。

特にファッション、若者層をターゲットにしている場合は、ライブ配信や Instagram に対応している BASE はいいのではないでしょうか。

BASE ベイス