情報の非対称性を解消するという話 DevRelとソーシャルワークの共通点

2020年02月09日 00時02分

ここ数年で Developer Relations(DevRel)と呼ばれる、エンジニアコミュニティへの営業というか、関係性構築が注目されている。

この DevRel という概念は、社会福祉士の養成時代に得た、コミュニティソーシャルワークというものと似ているというか、そのまんまだったのでまとめておく。

要点

コミュニティソーシャルワークは、地域に対して福祉制度の啓蒙や仕組み作り、関係調整等のしくみをつくることです。

参考:コミュニティソーシャルワーカー(CSW)について

DevRel やコミュニティソーシャルワークは、情報の非対称性を解消することによって、運営元・ユーザーに利益を発生させている。(これらは結果的に、関係部署やサービスへのエスカレーションも兼ねている)

DevRel を行うというのは、コミュニティづくりと連絡調整なので、コミュニティ・ソーシャルワークの型を模倣すると良い。

恐らく DevRel で今後行われるのは、個別案件へのエヴァンジェリストの派遣(アウトリーチ)。そのために業務知識を持っている頭数が必要。BtoB の SaaS であっても、今後はそういったエヴァンジェリストの需要が増えてくる。(技術営業ポジション)

私事

私も組織の内や地域でコミュニティを盛り上げれるようにできる範囲でやっているところです。選任になれると嬉しいけど、今は実績を積むために色々頑張っています。

コミュニティ・お手伝いについて

福山開催の際にはお手伝いできますので、出張開催等あればぜひ…

3/28(土)19:20-21:00 で福山 IT 座談会があります。今回は夜開催の懇親会ありなので、ぜひ…

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